加古郡稲美町のデザイナー中村敦

MESSAGE

なにかをデザインする時、私はまずストーリーを考えます。たとえばイベントのチラシをつくるとき。どんな人がチラシを手にするのか。その人は普段どんな生活をしているのか。家族とどんな会話をするのか。なにに喜びを感じるのか。具体的な情景をイメージした上でデザインを考えることで、成果物にストーリーが宿ります。これがデザインのプロセスとして正しいかはどうかは人によって意見が分かれるかもしれません。ただ、誰かの心を動かすのは人が想いを込めたものだけということは、世の中にあるたくさんの素晴らしいサービスを見れば明らかです。時代が変わっても人が何かに感動する時の気持ちに変わりはありません。おそらくこれからも変わらないでしょう。私はデザインを通して人と人をつなぐストーリーを一つでも多く描きたいと思っています。そんな考えで取り組むお仕事にご関心のある方はぜひご連絡ください。あなたの想いをまだ見ぬ誰かに届ける仕事をご一緒できますこと、楽しみにしています。

PROFILE

中村敦のプロフィール画像

1982年兵庫県生まれ。ため池の町、加古郡稲美町で育つ。ものづくりに興味を持ち、大阪の創造社デザイン専門学校でプロダクトデザインを専攻。
在学中に雑誌で見た和久洋三氏のデザインと思想に感銘を受け、卒業後に株式会社童具館へ入社。在職中にグラフィックデザインやWEBデザインを学び「製品図面を描きながら、WEBサイトのコーディングをする営業マン」として12年勤めたのち退職し、2016年に独立。
2017年から故郷の稲美町でデザイナーとして活動しています。